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ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書) |小林 標

ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書)ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書)
小林 標
中央公論新社 刊
発売日 2006-02


知的興奮を味わうことが出来た入門書 2008-04-27


 面白かった。2年も前に出たときにどうして手にしておかなかったのかと悔やむほど面白く感じる本でした。おそらく今まで手が出なかったのは、ラテン語=死語という単純な図式にとらわれていて、そうした言語に手を出すことに<無駄>の二文字を感じていたからでしょう。



 もちろん私はラテン語の読み書きが出きるようになりたいと考えているわけではありません。今後カエサルやキケロの書を手にすることがあっても、それはおそらく日本語に翻訳されたものを手にする確率が高いと思います。それでも本書を手にしたのは、英語やスペイン語を学ぶ者として、基層となる言語ラテン語の世界に触れることは決して<無駄>ではないということをようやく感じられるようになってきたからです。



 本書は私のようなラテン語知らずにとってうってつけの入門書です。ラテン語の文法項目そのものにも多少なりとは頁が割かれていますが、それは決してラテン語学習者に向けた書き方ではないので、必要以上に小難しくはありません。



 むしろとても興味をひかれたのは、ラテン語とはどういう歴史をもった言語なのか、文化的のみならず政治・経済・宗教史的視点から丹念にたどっているところです。私たちが日常的に触れているアルファベットもローマ字というくらいですから、ラテン語抜きにはその成立過程は語れません。そしてフェニキア→ギリシア→エトルリア→ローマという道筋をたどることでアルファベットが変遷してきたという実に壮大な歴史物語は大変楽しく読むことが出来ました。



 ラテン語の歴史をたどるうちに、古代ローマからゲルマン民族の大移動、そしてフランク王国の成立まで、ヨーロッパ史を概観することができたことも、私にとっては大いに有益なことでした。



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ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書) について友人が話していたのを聞いて、早速私も読んでみました。

読めば読むほどに驚きの連続でした。

読んでいなければ、もしかしてずっと知らないままでいたかもしれません。

本当にビックリしたというのが本音です。

読むほどにこの世界に対する正しい理解や新しい情報を得られることができました。

私がラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書) オススメしている理由がここにあります。

ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産 (中公新書) を読まないままでいると、絶対に損しちゃいますよ。

誤った情報を持たれる前に、一度こちらを読まれることを是非オススメしたいと思います。

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